不動産は賃料の下落や空室などにより予定していた収入が見込めない場合や不動産の価格が下落してしまったり、場合によっては地震などによって建物が倒壊してしまうリスク、すなわち危険性を伴っているが、基本的には土地がある限り価値がゼロになるという可能性は極めて低い。
バブル時は、キャピタルゲインを狙った不動産投資が主流だったが、バブル崩壊後アメリカの不動産投資指標として収益還元方的な考えで不動産投資が現在の主流となる。また近年は低金利、インフレの為不動産投資時期としては、良い環境と考える。
大まかに分けると投資物件は居住用物件と商業用物件に大別され、居住用物件は家賃の下落が少なく比較的安定した投資と言える。一方、商業用物件は場所が良ければ利回りが跳ね上がる一方で不景気のときの賃料下落が激しく、ハイリスクハイリターンといえる。
近年ではサラリーマン大家が増え、素人大家さん同士の会合が頻繁に行われる状態になっている。
東京・神奈川、大阪・京都、福岡等の大都市圏においては、ワンルームマンションをはじめとする資産運用型分譲マンションの市場が形成されており、単身者の人口流入による賃貸需要が底堅いことから、安定した収益が得られる不動産投資として注目を浴びつつある。